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2002年8月 4日 (日)

紙一重。


一夜きみの髪もて砂の上を引摺りゆく
  われはやぶれたる水仙として   河野愛子
  
 俵真智の本をパラパラやっていたら、わたしの理解を遙かに超えるこの歌が目に飛び込んできた。
「究極の愛のかたち」と、解説にある。
「われ」が引きずっているのは、自らが殺めた「きみ」の魂。
自らも愛の嵐にぼろぼろになって。
お互いが生身の人間であっては「究極」の愛は完結しない、だから「われ」も水仙になって・・と、まあ何とも壮絶な「心象風景」ではある。
解説を読んでも、難解。
 
  熱帯夜赤いポストに手をかまれ    酒井徹
  女装した桃の乱れる雛祭り      酒井徹

 今朝の朝日の「おりおりの歌」で紹介されていた句。
作者は大阪天王寺高校三年である。
大岡 信の解説に『俳句形式で遊ぶということが気構えとしてある点は頼もしいが、独り合点に走りすぎるところもあり、好きな先人の句をよく読むことを勧める』とある。

うーん。うーん。うーん。
独り合点ねぇ・・・
河野愛子といい、両者ともわたしなんぞには、何とも分かりにくい「紙一重」の世界だなあ。

画像は、以前友人から貰ったチェリーセージ。
挿しておいたうちの二本が根付き、しかも花までつけた。
やったネ!

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